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徳島市籠屋町1-15   ◆鍼灸往療

​鍼灸往療

在宅訪問鍼灸リハビリ治療

外出困難なお年寄りに対する鍼灸の在宅治療は、国が積極的に推し進めている分野です。
平成11年、厚生労働省から各都道府県にあてて通知された「指定居宅介護支援等の人員及び運営に関する基準について」をみると、総合的な居宅サービス計画についての項目があり、「はり師・きゅう師による施術、保健婦・看護婦・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師による機能訓練なども含めて、居宅サービス計画に位置づけることにより総合的な計画となるよう努めなければならない」と記されています。

 

 在宅訪問鍼灸リハビリケアは、体に運動機能障害があり、歩行困難や寝たきり状態のため、通院治療が不可能なお年寄りのご自宅や入所施設まで訪問し、疼痛症状の軽減、日常生活動作の向上、機能低下の予防を目的としたリハビリや鍼灸治療を行うサービスです。 在宅訪問鍼灸リハビリケアでは、医師の同意書により、健康保険が適用されます。介護保険のサービスとは異なり、ケアプランを圧迫せず、限度額に影響しません。目安として、健康保険負担割合1割の方で、一回およそ200円~400円です。期間や回数に制限は有りません。週に2~5回の訪問が可能です。
※医師の同意書により往療の必要ありと記載されれば年齢を問わず在宅鍼灸治療が可能です。

 

■ 在宅介護における鍼灸治療の効果

1)筋力の維持と増強
高齢になると骨や関節、筋肉などの運動器が衰え、生活の自立度が低下するばかりか寝たきりになる可能性も高くなります。また短期間でも寝込んでしまうと、さらに筋肉は衰えロコモティブシンドローム( 運動器障害による要介護リスクの高い状態)と呼ばれる危険な状況に近づくことも。鍼灸治療に運動機能訓練や筋力増強訓練などを合わせて行うことで、運動器をいつまでもいきいきと保ちましょう。

2)関節拘縮の予防と改善
ロコモティブシンドロームという状態になると、関節の周囲は硬くなり、筋肉なども萎縮して関節の動きが制限されてしまいます。鍼灸治療では関節拘縮から起こる痛みを和らげ、無理なく関節の動きを改善していきます。

3)疼痛の緩和
つらい痛みは生活の意欲を低下させて行動を制限し、さらに筋萎縮などを引き起こすこともあります。鍼灸治療は神経痛や関節痛、筋肉痛、褥瘡(床ずれ)などによる痛みを和らげ、生活の質を向上させます。

4)血液・リンパなどの循環改善、及び、心肺機能の改善
長く寝たきりの生活が続くと心肺機能なども低下。鍼灸治療や機能訓練などを行うことで、心肺機能が高められ、血液やリンパの流れが促されて浮腫(むくみ)や筋肉等の炎症、全身状態の改善を図ることができます。

5)精神の安定化と生活意欲の向上
寝たきりが長くなると、身体だけでなく心理的な問題も生じることがあります。精神的な不安定さは、ご本人だけでなく、ご家族や介護者の精神的ストレスにもなってくるもの。ご自宅にお伺いしての鍼灸治療は、施術者が手で触れ言葉をかけながら行うもの。慣れた我が家で人の手のぬくもりを感じ、心が癒されるふれあいのひとときを持つことは、精神的な安定を図ることになり生活意欲の向上にもつながります。
 

在宅の要介護高齢者の日々の体調管理やADL維持についてお悩みのご家族さま、ならびに自立支援の一助として居宅サービス計画に鍼灸をお考えのケアマネージャーさま。

各サービスご担当者さまと連携を取りながら、患者さまの望む暮らしの実現に向けて質の高い治療を提案いたします。お気軽に以下のリンクからお問い合わせください。
弊院にて内容を確認後、折り返しご連絡を差し上げます。

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