なぜ?どうして?筋肉はだいじなの?
「使うと減る」のはお金、でも「使わないと減る」のは筋肉。
どっちも、減りすぎるのは困りもの。 増やす努力が大事 ですね。
●人間の筋肉は20歳代がピーク。それからあとは、だんだん細く小さくなっていきます。
なんと年に1%の割合で、じわじわジワジワ減っている!
この筋肉量の低下こそ、体が疲れたり、疲れが抜けなかったりする原因なのです。
●実は、筋肉は体のエネルギーを生み出す工場のようなもの。
その工場の規模が年1%、10年で10%の割合で縮小しているのですから、
生み出せるエネルギーがだんだん減ってくるのも当たり前!
●つまり筋肉量が減るから疲れる。
筋肉量が増えれば、体は「疲れないように変わる」のです。
おまけに筋肉減少をくいとめると、なんと体の老化のしかたまでも変わります。
●年齢とともに疲れやすくなる...というのがイヤなら、
筋肉量アップに努め、元気な生活ができるだけの筋肉量をキープしましょう。
ありがたいことに、筋肉はどんなに年をとっても増やすことができます。
運動をすれば80代でも90代でも筋肉量が増やせることは科学的に証明済み!
※ただし、なにもしなければ筋肉量は落ちる一方です...。
●人生はまだまだ先が長い!筋肉をつける運動は何歳からスタートしても遅くありません。
筋肉は老化に抗う器官です。やればやっただけの見返りがあります。
●ミック・ジャガーや郷ひろみ、吉永小百合など、運動を習慣にしている芸能人は数多くいます。筋肉を鍛えることが、若さや美しさにつながるとよく知っているからでしょう。
「若い」か「老ける」かの差は30代以降に決まるもの!
体力や活力が下り坂になったときに 筋肉の減少を食い止める習慣 をつけたかつけなかったか、それが分かれ目です。
筑波大学大学院教授久野譜也著「大腰筋を鍛えなさい」(飛鳥新社)より
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